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オンライン小説感想メモ

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 このブログでは、私がネット上で読んで面白かったと思う小説を簡単な感想メモとともに紹介をしていこうと思っています。
 小説は主に「小説を読もう!」様から紹介する予定です。
 (現在「小説を読もう!」様掲載の小説のおすすめ記事しかないです)
 小説は完結済、もしくは第一章完結など、とりあえず切のいいところまでは書いてあるものを選んでいます。
 連載が始まったばかりの小説を紹介する予定はありません。
 感想はゆるーく書いており、場合によっては一言二言しかないものもあります。

HOME[PR]ホラー感想メモ:鵙の呼び声

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2024-11-01-Fri 10:08:18 │EDIT
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感想メモ:鵙の呼び声

2014-08-24-Sun 00:00:13 │EDIT

 この作品には 〔15歳未満の方の閲覧にふさわしくない表現〕が含まれています。

 鵙の呼び声
 掲載サイト:「小説を読もう!」

 あらすじ
鵙(もず)神社の来歴についてここに簡記する。

神社に関する最も古い記述は室町時代にまで遡る。
当時、神社は土着の山神信仰の場として細々と機能していたに過ぎなかった。
麓の村の主産業である養蚕の成就を山神に祈ったことがそもそもの起こりとされる。

その村を野盗が襲った。
絹を奪い、女子供を拐かした。
果てぬ怨嗟の中、村人は神に祈った。

野盗を殺してくれと。

程なく、野盗の頭目の死体が上がった。
松の木に喉を刺し貫かれ、風鈴のように揺れる亡骸を見て、誰かが言った。
鵙の早贄のようだと。
以来、神社は鵙神社と号した。


時は流れ、明治時代になると、養蚕が立ち行かなくなった。
村の蚕が悉く死んだ。
蚕が尽き、絹が尽き、飯が尽き、金が尽き、
飢えと恐怖に錯乱した村人の間に死が蔓延した。

人々は再び鵙神社を顧みた。

そこに現れたのが、鵙の巫女と呼ばれた娘である。

その余りの忌まわしさゆえか、
中てられたように村は次第に狂っていき、
結局、
地図から消えた。


それから百年余りが過ぎた現代において。
三体の自殺体が発見される。

彼らは一様に、己が手で耳と目と鼻を引き千切って死んでいた。


――その神社は、殺意を内包している
(掲載サイト様より引用)


 この作品には 〔15歳未満の方の閲覧にふさわしくない表現〕が含まれています。
 ホラー小説全8部。
 独特な雰囲気のある小説。
 スプラッター有。

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